住宅建築 2022年6月号
建築資料研究社 / 2022年04月19日 / 全132ページ
杉下均建築工房の杉下均、出口佳子、お二人が手掛ける建築には「余白」のような空間があり、光を柔らかく取り入れ、人の暮らしを包みこんでくれます。「間(ま)」や「土間」「広間」などの名をもつ余白の空間は、修道院の回廊や中庭、寺院の境内のような凛とした気配も感じさせます。この空間は住まいのなかで大きな面積を占めていますが、収納スペースをしっかり設け、開口部、家具、造作などの細やかな設計によって、快適に過ごせる住まいがつくられています。お二人がさまざまな場所で出会った風景や建築の記憶から、どのような建築をつくり出してゆくのかをひも解いていきます。
目次
- 特集 杉下均・出口佳子―余白を纏う
- 情感を編む 文=杉下均・出口佳子杉下均建築工房
- 抑制された光の空間と藝術の融合 後藤昭夫藝術館 設計=杉下均建築工房
- 後藤昭夫と藝術館について 文=後藤黄太郎
- 抑制された光の空間と藝術の融合 後藤昭夫藝術館 設計=杉下均建築工房
- 田圃のなかに佇む陶芸家の住まい 稲沢長堤の家 設計=杉下均建築工房
- 柔らかな光を纏う住まい 西尾の家 設計=杉下均建築工房
- それぞれの場を繋ぐ回廊と中庭 菰野の家 設計=杉下均建築工房
- 余白としての原点 東山の家 設計=杉下均建築工房
- 座談 委ねることで生まれた住まいの「余白」 「東山の家」建主・杉下均・出口佳子
- シリーズ 地域と建築 長野県小川村 新しく懐かしい風景を創る
- 特別記事 甦る民家が創る奈良盆地の未来 吉村理建築設計事務所
- シリーズ 登録有形文化財のこれから 第5回 西陣寺之内通の町家 設計=青柳憲昌+是永美樹
- 連載 INTERIOR -Dojo State of Mind- 第23回 Michele’s Studio MIKI TAKASHIMA
- 連載 次代の建築家 第4回 小諸の家 設計=森田悠紀+古谷野裕一
- 連載 手描き図面に込めた想い 第8回 林雅子の建築 その2 末広がりの家 監修・文=白井克典
- 書評 アンドレア・ボッコ 著 多木陽介 編訳 『バーナード・ルドフスキー 生活技術のデザイナー』(鹿島出版会、2021年) 評者=木間智希
- 特集 杉下均・出口佳子―余白を纏う
- 情感を編む 文=杉下均・出口佳子杉下均建築工房
- 抑制された光の空間と藝術の融合 後藤昭夫藝術館 設計=杉下均建築工房
- 後藤昭夫と藝術館について 文=後藤黄太郎
- 抑制された光の空間と藝術の融合 後藤昭夫藝術館 設計=杉下均建築工房
- 田圃のなかに佇む陶芸家の住まい 稲沢長堤の家 設計=杉下均建築工房
- 柔らかな光を纏う住まい 西尾の家 設計=杉下均建築工房
- それぞれの場を繋ぐ回廊と中庭 菰野の家 設計=杉下均建築工房
- 余白としての原点 東山の家 設計=杉下均建築工房
- 座談 委ねることで生まれた住まいの「余白」 「東山の家」建主・杉下均・出口佳子
- シリーズ 地域と建築 長野県小川村 新しく懐かしい風景を創る
- 特別記事 甦る民家が創る奈良盆地の未来 吉村理建築設計事務所
- シリーズ 登録有形文化財のこれから 第5回 西陣寺之内通の町家 設計=青柳憲昌+是永美樹
- 連載 INTERIOR -Dojo State of Mind- 第23回 Michele’s Studio MIKI TAKASHIMA
- 連載 次代の建築家 第4回 小諸の家 設計=森田悠紀+古谷野裕一
- 連載 手描き図面に込めた想い 第8回 林雅子の建築 その2 末広がりの家 監修・文=白井克典
- 書評 アンドレア・ボッコ 著 多木陽介 編訳 『バーナード・ルドフスキー 生活技術のデザイナー』(鹿島出版会、2021年) 評者=木間智希
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