住宅建築 2023年10月号
建築資料研究社 / 2023年08月19日 / 全134ページ
長年にわたり木造住宅を設計している三澤文子さん。味わいが増していくような木の家に住みたいと若い夫婦が相談に訪れたり、家を改修するにあたり、住まい手が長年暮らした思い入れのある家のことを書いた一冊の本を見せてくれたり、木の家づくりを通して心に残る出会いがあったという。三澤さんが木造住宅の設計で大切にしていることは、軸組をしっかり考えること、つくりが明快な真壁構法で設計すること、改修の場合は傷んでいる部分や現状の性能を細かく調査して安全で快適な住まいへと蘇らせること。こうした設計が住まい手の暮らしに寄り添い、永く受け継がれる住まいにつながる。特集では、三澤さんが手掛けた新築と改修3題を紹介する。
目次
- 三澤文子の仕事 新築と改修 設計の醍醐味
- 木が物語を紡ぎ、住み継がれる住まい―新築と改修の住宅設計を通して
- 真壁構法が生み出す暮らしに寄り添うおおらかな住まい つながりの家 設計=Ms建築設計事務所三澤文子
- 2階に設けた大きな窓が通りと住まいをゆるやかにつなぐ ウマハウス 設計=Ms建築設計事務所三澤文子
- 在宅医の適切な改修により快適な住まいに生まれ変わる 甲賀のいえ 改修設計=Ms建築設計事務所・MSD三澤文子
- 現代の土間と縁
- 集落のなかに佇む、重なり合う屋根の住まい 下皆川の家 設計=海發建築設計事務所海發伸弘
- 場所性に調和する佇まいの建築 赤松の平屋 設計=岩間建築設計事務所岩間昭憲・西口賢建築設計事務所
- 折り重なる庭と縁 鍋島の家 設計=TORU SHIMOKAWA architects下川徹
- 築27年の大谷石の住まい 欅の家 設計=松澤穣建築設計事務所
- インタビュー 考古学的視点で探る土間と火の空間 神野信
- 縁と土間の建築文化 文=矢ヶ崎善太郎
- 街に開かれた長屋の暮らし 新しいコミュニティの核となる住まい 清水の森 長屋 設計=吉村理建築設計事務所
- INTERIOR -Will of the Land- 第29回 Simoncelli’s Stone House MIKI TAKASHIMA
- 次代の建築家 第11回 射和の家 設計=原田建築設計舎原田知幸
- 手書き図面に込めた想い 第14回 広瀬鎌二の建築 その2 SH-1 監修・文=広瀬鎌二アーカイブズ研究会
- 追悼 野沢正光さん
- 書評「恣意と必然の建築 大江宏の作品と思想」(石井翔大 著、鹿島出版会) 評者=磯達雄
- イベント
- 三澤文子の仕事 新築と改修 設計の醍醐味
- 木が物語を紡ぎ、住み継がれる住まい―新築と改修の住宅設計を通して
- 真壁構法が生み出す暮らしに寄り添うおおらかな住まい つながりの家 設計=Ms建築設計事務所三澤文子
- 2階に設けた大きな窓が通りと住まいをゆるやかにつなぐ ウマハウス 設計=Ms建築設計事務所三澤文子
- 在宅医の適切な改修により快適な住まいに生まれ変わる 甲賀のいえ 改修設計=Ms建築設計事務所・MSD三澤文子
- 現代の土間と縁
- 集落のなかに佇む、重なり合う屋根の住まい 下皆川の家 設計=海發建築設計事務所海發伸弘
- 場所性に調和する佇まいの建築 赤松の平屋 設計=岩間建築設計事務所岩間昭憲・西口賢建築設計事務所
- 折り重なる庭と縁 鍋島の家 設計=TORU SHIMOKAWA architects下川徹
- 築27年の大谷石の住まい 欅の家 設計=松澤穣建築設計事務所
- インタビュー 考古学的視点で探る土間と火の空間 神野信
- 縁と土間の建築文化 文=矢ヶ崎善太郎
- 街に開かれた長屋の暮らし 新しいコミュニティの核となる住まい 清水の森 長屋 設計=吉村理建築設計事務所
- INTERIOR -Will of the Land- 第29回 Simoncelli’s Stone House MIKI TAKASHIMA
- 次代の建築家 第11回 射和の家 設計=原田建築設計舎原田知幸
- 手書き図面に込めた想い 第14回 広瀬鎌二の建築 その2 SH-1 監修・文=広瀬鎌二アーカイブズ研究会
- 追悼 野沢正光さん
- 書評「恣意と必然の建築 大江宏の作品と思想」(石井翔大 著、鹿島出版会) 評者=磯達雄
- イベント
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