RM Library(RMライブラリー) Vol.306
株式会社ネコ・パブリッシング / 2025年12月19日 / 全50ページ
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第三セクター鉄道の「北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」は、もともと網走本線として根室本線の池田から分岐し野付牛(現在の北見)を経由して網走までを結ぶ国鉄の幹線として、明治時代末期に開通しました。昭和に入って石北本線により旭川~北見間が最短ルートで結ばれると網走へのルートはそちらが主力となり、池田~北見間は池北線として分離されました。
国鉄時代の1980年代に池北線は特定地方交通線に指定され、廃線か経営分離かの選択を迫られましたが、JR化後の1989(平成元)年に第三セクター鉄道に転換、「北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」として再出発しました。
北海道では唯一の第三セクター鉄道として注目され、路線名にちなみ松本零士氏作の「銀河鉄道999」のラッピングを一部車両に施すなどで話題を集めましたが、経営不振により開業17年後の2006(平成18)年には廃止、今となっては営業期間よりも廃止後の方が長くなっています。
第三セクター鉄道の「北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」は、もともと網走本線として根室本線の池田から分岐し野付牛(現在の北見)を経由して網走までを結ぶ国鉄の幹線として、明治時代末期に開通しました。昭和に入って石北本線により旭川~北見間が最短ルートで結ばれると網走へのルートはそちらが主力となり、池田~北見間は池北線として分離されました。
国鉄時代の1980年代に池北線は特定地方交通線に指定され、廃線か経営分離かの選択を迫られましたが、JR化後の1989(平成元)年に第三セクター鉄道に転換、「北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」として再出発しました。
北海道では唯一の第三セクター鉄道として注目され、路線名にちなみ松本零士氏作の「銀河鉄道999」のラッピングを一部車両に施すなどで話題を集めましたが、経営不振により開業17年後の2006(平成18)年には廃止、今となっては営業期間よりも廃止後の方が長くなっています。
目次
- 目次
- カラー口絵
- 巻頭グラフ 池北線からふるさと銀河線へ
- はじめに
- 1.網走本線~池北線1.1 池田~淕別~野付牛間開業
- 1.2 石北線開業前の網走本線
- 1.3 石北本線の開業1.4 戦時中の川上駅
- 1.4 戦時中の川上駅
- 1.5 戦後の網走本線
- 1.6 1961 年に池北線に改称
- 1.7 国鉄・JR 時代最後の姿
- 2.北海道ちほく高原鉄道2.1 第2次特定地方交通線最後の転換
- 2.1 第2次特定地方交通線最後の転換
- 2.2 省力化を実施
- 2.3 基金の枯渇が廃止の引き金
- 2.4 最終営業日~2006(平成18)年4月20日
- 3.沿線・施設3.1 ふるさと銀河線乗車記 2006 年1月8日
- 3.1 ふるさと銀河線乗車記 2006 年1月8日
- 3.2 各駅の紹介
- 4.車両
- 目次
- カラー口絵
- 巻頭グラフ 池北線からふるさと銀河線へ
- はじめに
- 1.網走本線~池北線1.1 池田~淕別~野付牛間開業
- 1.2 石北線開業前の網走本線
- 1.3 石北本線の開業1.4 戦時中の川上駅
- 1.4 戦時中の川上駅
- 1.5 戦後の網走本線
- 1.6 1961 年に池北線に改称
- 1.7 国鉄・JR 時代最後の姿
- 2.北海道ちほく高原鉄道2.1 第2次特定地方交通線最後の転換
- 2.1 第2次特定地方交通線最後の転換
- 2.2 省力化を実施
- 2.3 基金の枯渇が廃止の引き金
- 2.4 最終営業日~2006(平成18)年4月20日
- 3.沿線・施設3.1 ふるさと銀河線乗車記 2006 年1月8日
- 3.1 ふるさと銀河線乗車記 2006 年1月8日
- 3.2 各駅の紹介
- 4.車両
- 5.廃線後のふるさと銀河線5.1 北見~置戸間
- 5.2 置戸~陸別間
- 5.3 陸別~足寄間
- 5.4 足寄~池田間
- おわりに
- 奥付・既刊紹介・英文
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