地平 2024年10月号
地平社 / 2024年09月05日 / 全264ページ
大特集「学問の独立を守れ」
なぜ、政府は、こうも熱心に日本学術会議への攻撃を続けるのか。
アカデミアの独立を奪うことに、なぜここまで執着するのか。
憲法が保障する学問の自由は、政府からの学術界の独立、大学の自治がなくしては実現されえない。政府・与党が望むお墨付きを与えるだけの「アカデミア」など、まったくの茶番ではないか。
いま私たちが目撃しつつある「日本の学術の終わりの始まり」を食い止めるために、特集する。
特集3「子どもたちの逃走と闘争」
子どもが、口をつぐんだまま、消えていく。
文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校調査」(2022年度)によると、自殺した児童・生徒の62%について、「置かれていた状況」が「不明」と回答されている。
私たちは、子どものほうに原因を求めようとしてしまう。だが、見つめるべき、変わるべきは大人や社会の側ではないだろうか。
子どもが何も言わないのではない。黙って逃げているのでもない。
かれらは社会から逃走しながら、状況と闘争している。
私たちがなすべき伴走とは何か。子どもたちの闘いと、それを支える取り組みから考える。
なぜ、政府は、こうも熱心に日本学術会議への攻撃を続けるのか。
アカデミアの独立を奪うことに、なぜここまで執着するのか。
憲法が保障する学問の自由は、政府からの学術界の独立、大学の自治がなくしては実現されえない。政府・与党が望むお墨付きを与えるだけの「アカデミア」など、まったくの茶番ではないか。
いま私たちが目撃しつつある「日本の学術の終わりの始まり」を食い止めるために、特集する。
特集3「子どもたちの逃走と闘争」
子どもが、口をつぐんだまま、消えていく。
文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校調査」(2022年度)によると、自殺した児童・生徒の62%について、「置かれていた状況」が「不明」と回答されている。
私たちは、子どものほうに原因を求めようとしてしまう。だが、見つめるべき、変わるべきは大人や社会の側ではないだろうか。
子どもが何も言わないのではない。黙って逃げているのでもない。
かれらは社会から逃走しながら、状況と闘争している。
私たちがなすべき伴走とは何か。子どもたちの闘いと、それを支える取り組みから考える。
目次
- 口絵:Sounds of the World
- 目次
- 口絵
- 本扉
- 知層
- 沖縄に学ぶ――命どぅ宝と憲法9条の精神
- シリーズ コトバの復興:肌で感じるジャーナリズム危機
- 連載:ルポ やめ記者
- 大特集:学問の独立を守れ
- 特集2:大学の変容と高学費
- 新シリーズ 米軍主権国家:港ヨコハマの米軍基地
- パレスチナの自決権と自衛権
- 日本にとって人権条約とは何なのか?――女性差別撤廃条約と日本
- 特集3:子どもたちの逃走と闘争
- 連載
- 書評
- Sounds of the World:ブルース・スプリングスティーン
- 読者投稿
- 編集後記
- 口絵:Sounds of the World
- 目次
- 口絵
- 本扉
- 知層
- 沖縄に学ぶ――命どぅ宝と憲法9条の精神
- シリーズ コトバの復興:肌で感じるジャーナリズム危機
- 連載:ルポ やめ記者
- 大特集:学問の独立を守れ
- 特集2:大学の変容と高学費
- 新シリーズ 米軍主権国家:港ヨコハマの米軍基地
- パレスチナの自決権と自衛権
- 日本にとって人権条約とは何なのか?――女性差別撤廃条約と日本
- 特集3:子どもたちの逃走と闘争
- 連載
- 書評
- Sounds of the World:ブルース・スプリングスティーン
- 読者投稿
- 編集後記
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