秋場所号のテーマは「競う」。照ノ富士を頂点に、大の里、平戸海、隆の勝らの活躍を描いています。冒頭のこの１枚は大の里。史上初となる新入幕から４場所連続の３賞受賞の快挙を果たしました。敢闘賞のトロフィーを握った、りりしい表情です。必見の１枚といえましょう。
　続いてはインタビュー。秋場所で大関昇進が実現できるか。大の里の覚悟を聞いています。「先の事は考え過ぎず、目の前の一番だけ考える」「巡業は徐々にエンジンを上げ、実戦に向けて頑張る」など決意を込めました。
　優勝の照ノ富士は続くページで見開きです。優勝を決めた一番、優勝パレード、10回目の賜杯を手にした表情などを魅せる内容です。
　インタビュー２本目は、優勝争いを引っ張り敢闘賞を受賞した平幕の隆の勝です。「名古屋場所は、うれしいのと悔しいのが同居している状況」と振り返りました。また、場所前に結婚を発表したこともあり「妻は大きな存在。幕内にいられ続けたのは妻のおかげ」と話し、「秋場所も優勝戦線に残って、場所を盛り上げるように頑張りたい」と意気込みました。

※電子版では、付録は掲載されておりません。